Glended




星を焼いて 

画面が焦げてゆく

雲の子は ふるえだして

場面は 主役の登場

ひといきごとに

僕らも匂い立ち

にし風がにごりを遠くへ押しやっていく

空がうるんでる

光をたばねてる 山がこたえてる

森がのびをする

凍っていた時が

気配をたてはじめて

あたたかな六感が 

やわらかくうねってるよ

空がうるんでる

光をたばねてる 山がこたえてる

森がのびをする



ひといきごとに

僕らも匂い立ち

にし風がにごりを 遠くへ押しやっていく

夜がおりてきて

僕に誘いかける

              朝が立ちこめて 

やわらかくうねってたよ